子どもには怒るのではなく叱る。子どもの成長につなげる7つの叱り方

子どもはいつだって好奇心旺盛です。良いことも悪いこともいろいろやりたくなってしまいます。それは子どもにとって、何もかもが貴重な体験でとても大事なことです。

そう思っていても、時にはイライラして大声で怒ってしまったことはありませんか?そして、子どもの泣く姿を見てあんなこと言わなければよかったと後悔したことはありませんか?

子どものことを思うと、好き勝手なことばかりさせていてはいけません。かといって、何もかも注意する訳にはいけませんよね。そのバランスはとても難しいです。ただ、少しだけ意識を変えるだけで子どももパパ、ママも上手に成長できます。

なぜ怒ってしまうのか

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人を叩いたり、レストランで走り回ったり、不安定なところに登ってみたり、大人はもちろんダメだってことは分かります。その理由も。

でも子、どもはそれをしたらダメってまだ分からないのです。人を叩くと叩かれた人が痛い、怪我をする。レストランで走り回ると料理を運んでいる店員にぶつかる。不安定なところに登ると落ちて怪我をする。

そういう予測する力がまだ未熟なので気になったことをそのまましてしまうのです。

ここが怒ってしまうポイントなのです。

実は、「怒る」前には、怒る以外の感情を感じることが多いということです。

小さな子どもだと、その感情は「不安」が多いです。

よくあることに例えると、

子どもが椅子の上に立つ

    ↓
落ちて怪我をするかもしれない(不安)

    ↓
もう、こんなことしないで!(怒る)

このように、子どもがしたことに対していきなり怒ってしまうわけではないということを知ってください。

あなたは子どもに対して怒ってますか?叱ってますか?

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よく似ている2つの言葉ですが違いを知っていますか?違いを知って、これから子どもにどう注意するかを考えてみてください。

怒る

喜怒哀楽という言葉があるように「怒る」とは感情です。子どもがしたことに対して感じたイライラを、そのまま子どもにぶつけてしまうことです。これでは、しつけではなく自分のストレス発散になってしまいますし、何より子どもに良い影響を与えることはありません。むしろ、いつ怒られるのかを気にして、常にビクビクしている子どもになってしまいます。

叱る

相手をより良くしようとすることです。例えば、出来なかったことを次は出来るように教えてあげたり、子どもの成長のためにアドバイスをしてあげることです。特に小さな子どもは素直ですから、教えてあげたことを出来た時に褒めてもらえればまた褒めてもらたくてこれからやってくれるようになります。子どもにあまり嫌な思いをさせることなく、成長させることができます。

実際に是非やってほしい7つの叱り方

1.目を見て話す

「目は口ほどに物を言う」とことわざでもあるように、目は相手に物事を伝える際にとても重要です。大人でも同じですよね。目を見て話されているのと、どこか明後日の方向を向いて話されているのとでは、言葉の重みや受け手側の気持ちも全然違いますよね。

それは子どもも同じです。

しかも、子どもは小さいですから立って話すのではダメです。子どもが常に見上げる状態で真剣な話をしても、パパ・ママの威圧感が話の内容を邪魔してしまいますしゃがんで同じ目線になって話してください。

怒られるのが嫌でどうしても目をそらせようとする子の場合は、「○○ちゃん、ちょっと聞いて」や「怒っているんじゃないよ。お話ししよう」などと言って、子どもにもパパ、ママの目を見てもらうようにしましょう。

2.ゆっくりはっきりと話す

特に小さな子どもは、まだ言葉を聞き取る能力が未熟です。だから早口で言っても100%聞き取れないのです。英語でペラペラ話されるのとお手上げですが、一語一語をゆっくり、はっきりと話してもらえれば聞き取りやすくなる感じに似ていますかね。

英語の例は極端かもしれませんが、子どもにとっては似た状態になっていると思いながらゆっくりはっきりと話してください。

3.ダメな理由を話す

これはダメ、あれはダメ。言う相手が大人なら、その理由は自分で考えない。ということになりますが、子ども相手に同じことを求めるのは酷です。というよりまず無理です。

例えば、「イスの上に立って、イスが倒れたり、○○ちゃんがイスから落ちたら、怪我をするから危ないから、これからはやめようね。」など、それをするとどうなるかという理由をしっかりと話します。2歳くらいになれば、親が言うことをある程度理解できますので、具体的に話す方が子どもも納得してくれます。

とは言っても、危ないと思っていても楽しいことは何回かやってしまいますので、その都度しっかりと理由を伝えれば、ちゃんとやめてくれます。

4.感情的にならない

パパ・ママの思い通りに子どもが動いてくれることなんて少ないと思います。むしろ、なんでそんなことしているの?と思う予想外の行動をすることの方が多いです。いつも笑ってあげられればいいのでしょうが、パパ・ママも人ですからその時の気分などで、子どもがやることに対してイライラすることもあるでしょう。

でも、イライラは自分の心の中にグッと堪えてください。そして、冷静に思っていることを伝えてください。

仕事で上司に感情的に怒られても素直に受け入れられないですよね。むしろ、自分も感情的になって反発してしまうかもしれません。逆ギレですね。反対に、冷静に怒られると自分も冷静になれて上司の話がしっかりと耳に入ってきます。これは私だけではないはずです。

5.大声を出さない

スーパーで「何回言ったらわかるの!」や「ずっと泣いていなさい!!」と大声で怒鳴っておられるパパ・ママを見かけることがあります。怒鳴りたくなるような気持ちがわからなくはないですが、その光景を見ていてもあれは良くないなと思ってしまいますよね。

あなたはそのように怒鳴ったりしたことはありませんか。

もし、子どもに大声で怒鳴ったとしても、泣き止んだり反省したりすることは少ないです。むしろ反省するどころか怒鳴り声に負けないくらい大きな声で鳴かれてしまいます。これでは、起こっているパパ・ママのイライラがより溜まってしまうだけでお互いにとって無意味ですよね。

大声で怒鳴ることによる影響はこれだけではありません。怒鳴ってばかりいると、子どもが常にビクビクしているようになってしまいます。これをしても怒られないかな?と思い、何をするにしてもパパ・ママの様子を気にしながら行動してしまいます。こういう子どもには育てたくないですよね。

6.叱り役を決める

これは、叱るときはいつもパパ、あやし役をママという具合に役割分担を決めることではありません。パパが叱っているときはママは叱らない。ママが叱っているときはパパが叱らないということです。

パパとママが同時に叱ると子どもは行く場所がないのです。それでは、家族に自分の味方がいないと感じてしまいます。

とはいっても子どもはママに叱られるとパパの方に行くと思います。そこで、パパが許してあげるとママが叱っている意味がありませんので、「ちゃんとママのお話聞こうね。」とサポートしてあげてください。

7.怒りたくなる前に感じた感情を伝える

先にも述べましたが、叱る相手が小さい子どもの場合は、「怒る」前には「不安」と感じることが多いです。この気持ちを省略することなく、しっかりとこどもに伝えてください。

いままでと同じくイスに立つ例で話すと、「イスの上に立ってこけるかお思って心配したよ。◯◯ちゃんがこけて怪我をしたらパパ(ママ)も悲しいよ。」や「◯◯ちゃんが怪我をしなくてパパ(ママ)も安心したよ。」という具合です。

ちょっとくらいオーバーでもいいかもしれません。ただウソは言わないでください。子どもは敏感ですからウソだと見抜かれてしまうかもしれません。もし、ウソだと見抜かれてしまっては、親への不信感を抱かれて、逆効果になってしまいます。

まとめ

一番大切なことは子どものことを大事に思うことです。そうすれば、イライラに任せて大声で怒鳴ってみたりすることが自然になくなります。子どもが大事だからこそ、言わなくてはいけないことがたくさんあります。今は、生意気で言うことを聞かないことが多いかもしれません。でも、それが成長です。これからどんどん生意気になりますし、親に対してもひどい暴言を吐くかもしれません。その時でも、どうか怒らずに叱ってください。

子どもが産まれた時、あなたはどう思いましたか?「この子を絶対に幸せにしよう」など思いませんでしたか?その気持ちを再度確認してください。子どもは今わからなくても、大きくなったら今のパパ・ママの気持ちがわかってくるはずです。だから、しっかりと叱って愛してあげましょう。お互いの成長を感じることはとても気持ちのいいものですよ。

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