知らずとしている?妊娠中にしてはいけない肩こり対処法

妊娠中は様々なマイナートラブルと上手く付き合っていかなければいけません。

マイナートラブルとは、医療的な治療は必要ないものの、不快な症状が続くことをいいます。

妊娠中のママが経験するマイナートラブルの1つに、肩こりがあります。

今回は、妊娠中の肩こりについてお伝えしたいと思います。

肩こりはなぜ起こるのか?

肩こりは、肩のまわりの筋肉が緊張し、硬くなっている状態です。

肩の周りの毛細血管が圧迫され細くなってしまうことで起こるといわれています。

毛細血管は全身に張り巡らされており、酸素や栄養素を全身へと運んでいます。

このとき筋肉に緊張がなく、血行は良い状態であれば良いのですが、筋肉が緊張し毛細血管が圧迫されていると、乳酸などの疲労物質が血管内に溜まってしまいます。

疲労物質が蓄積されることで、肩や首筋に痛みや違和感を感じるようになり、その痛み自体によって、さらに肩まわりの筋肉を緊張させてしまうことで、肩こりが慢性化してしまうのです。

妊娠中の肩こりの原因

元々肩こりのひどい方もいると思いますが、妊娠するまでは気にならなかったのに、妊娠してから肩こりがひどくなり、頭痛まで引き起こしてしまったというママも少なくないようです。

妊娠中に悪化する肩こりの原因は

1.ホルモンバランスの変化

妊娠すると、エストロゲンやプロゲステロンといったホルモンはたくさん分泌されます。

妊娠前のホルモンバランスが大きく変化することで、自律神経の乱れが起こりやすくなります。

自律神経が乱れると、筋肉に届く酸素の量が減少してしまうことがあり、肩こりにつながると考えられます。

2.血行不良

妊娠中のママは、お腹がどんどん大きくなり姿勢が悪くなったり、思うように体が動かせず、運動不足になってしまいがちです。

また、生まれてきた赤ちゃんに母乳を上げるために、乳腺が発達し、胸も重くなります。

すると血行不良を引き起こし、肩こりを悪化させてしまうのです。

3.ストレスや不安

マタニティブルーという言葉があるように、妊娠中は情緒が不安定になりやすいといわれています。

ホルモンの関係もあるのですが、妊娠や出産、育児に対して、不安がまったくないママはいないでしょう。

様々な不安や体調の変化などによるストレスは、筋肉を緊張させてしまいます。

その結果肩こりを引き起こしやすくなるのです。

4.姿勢

妊娠後期〜臨月にかけては、お腹が大きく前にせり出し、姿勢を正さなければいけないことはわかっていても、まっすぐ立っているのもしんどくなってきます。

座った状態から立ち上がるのも大変になってきますし、寝返りをするのも一苦労です。

そのため、どうしても自分の楽な姿勢で、長時間過ごしてしまいがちになります。

同じ姿勢が続くことで血行も悪くなりますし、筋肉の緊張も高まり、肩こりの悪化につながってしまうのです。

妊娠中の肩こり対処法

ストレッチ

首を前後左右に動かしたり、肩の上げ下げをしたり、肩や腕をゆっくり回すなどの簡単なストレッチを1日に数回行うことで、肩周りの筋肉の緊張がほぐれ、血行改善にもなります。

ウォーキング

お腹が張るような激しい運動はできませんが、ウォーキングの習慣をつけることで、全身の血行改善になりますし、体重の増えすぎを抑える効果も期待できます。

体を温める

妊娠中はのぼせやすくなっていますので、長湯は厳禁。

オススメは足湯です。足元から体全体が温まることで血行を促進させ、またリラックス効果も期待できます。

また、肩や首に蒸しタオルなどを当てて、ホットパックするのも効果的です。

目の疲れを溜めない

目が疲れると、肩こりを引きおこしやすくなります。

テレビやスマホをまったく見ないとということは難しいですが、長時間の使用は避け、適宜休憩しましょう。

目の疲れにもホットパックは有効です。

妊娠中の目薬の使用については別記事で詳しく書いているのでご覧ください。

<注意>睡眠量の減少に注意

妊娠中は、胎動や頻尿、お腹の重さやこむら返りなど様々な原因で夜中も何度も目が覚め、睡眠量が減少してしまいがち。

睡眠量が減少すると、溜まった疲れが取れにくく、体全体が慢性疲労状態に。

日中ママがウトウトしていても、少しの間そっと休ませてあげてください。

妊娠中のしてはいけない肩こり対処法

湿布や塗り薬の使用

ドラッグストアなどでも、様々な湿布が販売されており、肩こりが辛い時は貼っていた人も多いのではないでしょうか?

しかし、湿布の中には、インドメタシン、ケトプロフェン、ボルタレンといった、妊娠中に使用してはいけない成分が含まれているものが多いため注意が必要です。

湿布を希望する場合は、成分表をよく確認に妊娠中に使えるものを選ぶか産科の主治医に相談し、処方してもらったものを使うようにしましょう。

また、別記事でも湿布等について書きましたのでそちらもご覧ください。

ツボ押し

妊娠中は、押してはいけないツボをいうものがいくつもあります。

1度や2度押したからといってすぐに悪い影響が出るわけではないのですが、

頻回にツボ押しをする時は、専門知識を持った人に行ってもらうか、正しいやり方を直接教えてもらってからにしましょう。

整体や鍼灸

整体や鍼灸を受けたいと思うママもいるかもしれませんが、妊娠中の体は、妊娠する前とは異なります。

自己判断で施術を受けるのはNGです。

あらかじめ主治医に相談し、許可が出てから施術を受けるようにしましょう。

また、妊娠中であることを必ず伝え、専門の知識や経験、資格のある治療院を選ぶようにしてください。

まとめ

肩こりは、放っておくとどんどん悪化し慢性化してしまいます。

毎日の生活の中に、少しずつでも対処法を取り入れることで、こまめに肩こりを解消するように心がけてください。

肩こりを我慢することで、ストレスを感じ、益々肩こりを悪化させてしまわないよう、どうしても自分ではよくならない時は、迷わず主治医や助産師さんに相談しましょう。

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