理想の出産を共有するためのバースプランの作り方

バースプランをご存知ですか?

出産が近づいてきた妊婦さんなら聞いたことがあるかもしれません。

もしかしたら、助産師さんや産科の先生から、バースプランについての話が出ているかもしれませんね。

欧米では、長い間使われているため根付いているそうですが、日本でもバースプランを取り入れる病院や産婦人科、助産院も増えてきています。

今回はバースプランについてお伝えしたと思います。

バースプランとは?

バースプラン、直訳すると出産計画です。

出産直前から出産し、退院するまでどのように過ごしたいかという希望、逆に避けたいことなどを、あらかじめ考え計画しておくことをいいます。

いざ陣痛が始まると、どんな出産にしたいかということをゆっくり考えている余裕はありません。

そのため、妊娠中に希望や嫌なことをイメージしておき、出産に関わる人と共有しておくためにバースプランを活用して、理想の出産に近づけていきます。

バースプランを立てるメリット・デメリットは?

メリット

1.具体的な出産のイメージがしやすい

特に初産婦さんは、出産に対して「怖い」「痛い」というイメージが強く、不安になってしまいます。

バースプランを考えることで、出産についての知識を得ることができ、具体的にイメージしやすくなります。

2.家族の思いを知ることができる

バースプランを考える際は、ぜひ家族とじっくり相談してみてください。

家族の間で、意見が食い違ったままでは、出産ができません。

特に立会いを希望する場合は、パパは最初から最後まで一緒にいたいけど、ママは後産の時は見られたくないと思っていたり、逆の場合なども考えられます。

バースプランを考えることは、家族の具体的な思いを知る良いきっかけになります。

3.出産に対する不安の軽減

出産は毎回何が起こるかわかりません。

初産婦さんはもちろん、経産婦さんでも不安がゼロという人はいないでしょう。

そんな時、家族や助産師さん看護師さん、産科の先生や出産経験のある友人などにバースプランについて相談することで、自分の理想の出産をイメージしやすく、不安の軽減にもつながります。

4.出産に関わるスタッフと良い関係づくりになる

バースプランについては、ぜひ助産師さんなどにも相談してみましょう。

自分の思いを伝えることで、良い関係が築きやすかったり、より理想の出産に近けるようなアドバイスをもらえることもあります。

また出産を迎えた時に、どのような出産を望んでいるかを知ってもらえているので、理想の出産い近づくよう介助してもらえます。

バースプランにデメリットはあるの?

バースプランを立てること自体にデメリットは特にありません。

しかし、出産は思いがけないことが起こる場合も少なくないのです。

出産の進み方、ママや赤ちゃんの状態などによって、考えていたバースプランができないこともあります。

バースプランは絶対ではなく、「理想の出産の形を共有するもの」という感じで思っていると良いかもしれませんね。

バースプランを作るコツ

・具体的に書く

・食い違いがないよう、誰が見ても分かるように書く

・状況(陣痛中、出産時、入院中など)にそれぞれ分けて書く

・優先順位を決める

・したいことだけでなく、してほしくないことも書く

具体的なバースプランの記入例

いきなり考えるのは難しいかと思いますので、以下に一例を挙げます。参考にしたり、もっと自分にあったプランを考えてみてください。

また、出産する病院によって、できることできないことが異なりますので、必ず相談してください。

陣痛中

・好きな音楽をかけてほしい

・照明を暗めにしてほしい

・使い慣れたクッションを使いたい

・立ったり歩いたり、自由に動きたい

・陣痛の合間にシャワーを浴びたい

・アロマを使いたい

・好きなな食べ物や飲み物を持ち込みたい

・夫や実母に同室してもらいた

・義父母には見られたくない

・浣腸はしてほしくない

・できるだけ、促進剤は使いたくない

・内診の回数は最低限にしてほしい

・上手くいきみを逃す方法を教えてほしい

・夫にも呼吸法や陣痛の進み方を知っていてもらいたい(指導してほしい)

出産時

・夫に立ち会ってほしい

・上の子にも立ち会ってほしい

・立会いは、頭側から見ていてほしい

・家族には、出産が完全に終わってから分娩室い入室してもらいたい

・和痛分娩または無痛分娩を希望したい

・安全な出産を最優先にし、必要ならば早めに帝王切開に切り替えてほしい

・出産の様子を動画で残したい

・生まれてきた瞬間の写真を撮りたい

・産声を録音したい

・陣痛の間に水を飲ませてほしい

・へその緒は夫に切ってもらいたい

・臍帯血を採取してほしい

・ソフロロジー方で産みたい

・カンガルーケアをしたい

・産後すぐに抱っこや授乳がしたい

・出産の進み具合を細かく教えてほしい

・できれば会陰切開はしたくないが、裂けるようなら切ってほしい

・胎盤などは家族に見せたくない

・導尿はしないでほしい

・できるだけ吸引や鉗子分娩をしないでほしい

・仰向けではなく横向きで産みたい

入院中

・個室に入院したい

・できる限り母子同室で過ごしたい

・夜間は赤ちゃんを預かってもらいたい

・家族で泊まれるようにしてほしい

・朝にシャワーを浴びられるようにしてほしい

・授乳指導をしてほしい

・できる限り母乳のみで育てたい

・粉ミルクについて教えてほしい

・搾乳の方法を教えてほしい

・沐浴の練習を夫と一緒にしたい

・オムツの変え方を教えてほしい

・赤ちゃんの状態を細かく教えてほしい

・面会を制限したい

・退院後トラブルがあった時、どこに相談したらいいのか教えてほしい

まとめ

バースプランを考えることで、家族と出産についてじっくり考えるいい機会になりますし、出産についてのイメージを具体的にすることができます。

出産はそう何度も経験できることではないので、バースプランを活用することで、理想の出産に近づけることができれば素敵ですよね。

しかし、出産は何が起こるかわからいないもの。

「バースプランは絶対」と思っていると、もし実現しなかった時に後悔が残ってしまうかもしれません。

ママと赤ちゃんの安全を最優先にした上で「理想の出産の形を共有するもの」としてバースプランを活用してくださいね。

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